スポーツの動作のまま、最大のスピードで体幹と四肢を鍛えることができる革新的なトレーニングツールとメソッド
STROOPS INTRODUCTION
従来のトレーニングの限界
例えば、野球のピッチャーにおいて、「投球スピードを向上するため(目的・パフォーマンス)」に、ウェイトルームで「○○筋を鍛える(手段)」といったトレーニングを行います。しかし、パフォーマンスを向上するためには多くの要因が関連しているため、単一の部位強化のみで達成できるわけではありません。
トレーニングにおける今日の課題
これまで、単一の動作や部位を鍛えるストレングストレーニングのための各種メソッドは存在しましたが、アスリートにとって根本的な課題を解決するフェーズごとのトレーニングソリューションは、存在しませんでした。
全く新しい解決策としてのSTROOPS
STROOPSは、ウエイトトレーニングでは強化することが難しい体幹から四肢へのスムーズな力の伝達をスポーツ動作のまま鍛えることができ、体幹が生み出すスポーツ動作の連動を強化する、これまでのトレーニングとは一線を画す革新的なツールとメソッドです。
STROOPSは、競技のパフォーマンスを最大化することにフォーカスしたトレーニングツールとメソッドであり、ウェイトルームとプレイングフィールドのギャップを橋渡しするのです。
STROOPSのアドバンテッジを理解する
Kinetic Chain
運動連鎖
一連の運動連鎖をトレーニング可能とするトレーニングメソッド
Unite Your Body
身体の一体化
身体を統合するためにデザインされた、独自のツール群
“TELLS”
課題の可視化
クライアント – トレーナー間における課題の相互認識の確立
Coverage
適用範囲
あらゆる競技のアスリートを対象としたパフォーマンス向上
Kinetic Chain – 運動連鎖という視点

一つ一つの運動・動作でのパフォーマンスは、様々な要因から成り立っており、身体のパーツを統合してトレーニングすることが重要です。運動連鎖における体軸はパワー、安定性、バランス、柔軟性の伝達を決定づけ、最高のパフォーマンスはこれらの要因なしでは成し得えません。
STROOPSは、単一部位・動作のトレーニングではなく、体幹と四肢の連関と関係を維持しながら、一連の運動連鎖をトレーニング可能とするトレーニングメソッドです。

そのため、STROOPSは、スポーツや競技のパフォーマンス向上を実現する各レベルでのトレーニングに応用可能であり、野球、サッカー、バスケットボールといった球技はもちろんのこと、格闘技まで対象競技を選びません。また最近では高齢者のリハビリテーション等、理学療法にも転用されているのです。
Unite Your Body – 身体を統合するためにデザインされたツール群
STROOPSは、運動連鎖のトレーニングを実現する上で、身体を統合する(Unite Your Body)ためにデザインされています。
体幹と四肢を統合し、連動させながらトレーニングすることが可能に
STROOPSは、スラスティクスとアタッチメントを使用し、遠位から近位等、様々なレベルで身体の多くの部位に抵抗を適用する事で、体幹に異なる運動を強いることが可能です。
STROOPSは、スラスティックスとアタッチメントを使用して体幹から四肢までが統合・連動された状態で、対象スポーツの動作を強化するトレーニングを可能にすることで、”パワー” “バランス” “安定性” “柔軟性”を総合的に向上させ、目的に応じた身体の伝達能力の強化が行なえるのです。
1. 基本的なツール構成(SFP-kitの例)

核となるツールは、スラスティクスと呼ばれる袖付きチューブのツールと、身体の部位にスラスティクスの取付を可能にするアタッチメントの2つです。
上記のセットは、SFP-Kitと呼ばれ、実効性の高いトレーニングやワークアウトを行う上で必要となるSRTOOPS製品の基本セットが含まれています。
※ 国内では、この他、セノー株式会社より、ストループス基本Aセットが発売されています。
2. アタッチメントの取付け位置

GREEN:
体幹に直接取り付ける
BLUE:
体幹から少し離れた位置(近位:体幹と四肢の負荷低い)
ORANGE:
体幹から最も離れた位置(遠位:体幹と四肢の負荷高い)
トレーニング適用例
このサッカーと野球におけるSTROOPSの適用例は一例に過ぎません。
サッカーにおいて、直線的なスプリントは非常に重要な身体能力の一つです。
しかし、試合においてはドリブルで見られるような加速と減速、競合いの時の予期せぬプレッシャーに耐える体幹、瞬発的な反応とそこから一気にトップスピードに持っていく身体能力など、その局面で発揮できる個々の能力が最も重要であると言えます。
野球において、例えばピッチャーの投球モーションの中に運動面や軸の変化が見られます。さらにはバランス・柔軟性・安定性・パワーの全ての身体的な要素が必要です。しかし、それらにアプローチできるツールは今まで存在しませんでした。股関節周辺部などの大筋群だけでなく、選手寿命を左右する繊細なローテーターカフまで全てをカバーするのがSTROOPSです。
STROOPSは正にスポーツパフォーマンスのための万能ツールと言えるでしょう。もちろん、全てのスポーツに適用可能です。
“TELLS” – 課題を可視化し、クライアント/トレーナー間の相互認識を共有
TELLS(テルズ)”は、STROOPSを理解するための最大の特長の一つであり、優位性でもあります。“TELLS(テルズ)”とは、クライアントとトレーナー双方に、骨格筋の構造を可視化する”手掛かり”を与えるもので、課題や特長の相互共有に大変役立つものです。
TELLSを理解するために、一つの事例をあげましょう。あなたはトレーナーであり、写真の人物はアスリート、あなたのクライアントとして見てみます。

クライアントのレッグカールが正常の場合。
この場合は、特に問題ありません。
しかし、次の2つの写真はクライアントの課題を浮き彫りにしています。課題を可視化することで、具体的な課題とその解決策を計画することが可能になります。

事象:
左足の足首が外側に開いているように見える。
→ 距骨下関節の回外
脛骨は外旋を起こしている。
課題の推定:
- 関節面自体に問題があるのか?
- 関節副運動に制限があるのか?
- ハムズトリングス受傷による代償動作か?
- など
今後の方針:
- 距骨下関節における回内へのモビライゼーションを実施してみる。
- 下腿三頭筋の柔軟性の有無をチェックする。
- ハムストリングスの回復を待つ。
- など

事象:
左足の足首が内側に向いているように見える。
→ 距骨下関節の回内
脛骨は内旋を起こしている。
課題の推定:
- 関節面自体に問題があるのか?
- 関節副運動に制限があるのか?
- 股関節の内旋筋群が弱いのか?
- など
今後の方針:
- 距骨下関節における回外へのモビライゼーションを実施してみる。
- 下腿三頭筋の柔軟性の有無をチェックする。
- 股関節内旋筋群を強化する。
- など
TELLSにより、効率的かつ有効性の高いトレーニング設計が可能になる
このように、まずアスリートの課題(または優れた点)を可視化することができ、その上で必要なトレーニングプログラムを設計、実施が可能です。アスリートの動作を評価するTELLSを経ることで、効率性かつ有効性の高いトレーニングが可能になるのです。
また、STROOPSの特性上、目の前の事象をクライアントに見せ、認識させることが可能です。(双方認識の確立)STROOPS認定トレーナーは、可視化された課題をクライアントと認識を共有し、解決のためのトレーニング方針を納得させやすいだけでなく、信頼関係の醸成につながるのです。
COVERAGE – あらゆるスポーツ競技に適用可能
アメリカのメジャースポーツでの導入が進んでいます
STROOPSは、最先端のトレーニング技術や方法論が要求されるアメリカのメジャースポーツにおいて、確固たる実績と信頼を獲得しています。
Teams
Teams
Teams
Teams
あらゆるスポーツへの適用が可能

STROOPSの持つ特長から、野球、バスケットボール、アメリカンフットボール、ホッケーだけでなくサッカー、そして陸上競技における各種目、水泳、体操、自転車競技、トライアスロン等、あらゆるパフォーマンス改善に導入可能です。
また、最近ではヨガやピラティスにも応用されています。
MMA等、豊富な格闘技への導入実績

アメリカ国内では、UFC等、総合的な技術が要求される格闘技分野でも、アスリートのパフォーマンス向上を目的にSTROOPSの導入が進んでいます。STROOPSは、MMA、空手、キックボクシング、柔道等の格闘技や武道においてもパフォーマンス向上と改善に有効です。
リハビリテーションへの適用

単一部位から運動連鎖を統合的にトレーニングできるSTROOPSは、その特徴からリハビリテーション・リコンディショニングでの活用も進んでいます。
場所を選ばず、どこでもトレーニングが可能に
STROOPSは、持ち運べる
STROOPSは、スラスティックスと呼ばれるゴム紐上のツールと身体への取付を可能とするアタッチメントの二つが基本。持ち運ぶ事が可能です。
固定的なトレーニングマシンは不要
トレーニング場所が固定され、持ち運ぶことを最初から想定していないトレーニングマシンとは異なります。
固定的なトレーニングマシンは不要
トレーニング場所が固定され、持ち運ぶことを最初から想定していないトレーニングマシンとは異なります。
特別な施設は不要
同時に、特別な施設は必要有りません。普段のフィールドはもちろんのこと、多少のスペースさえ確保出来れば、そこがSTROOPSトレーニング場となるのです。
TELLS ARE VISUAL CUES THAT ALLOW US TO VIEW THE NEUTRAL POSITION OF THE MUSCULAR-SKELETAL STRUCTURE. IT’S OUR BODY COMMUNICATING TO US.
“テルズは私たちに骨格筋の構造を見ることを可能にする視覚的手掛りである。私たちの身体が我々に伝達するのだ”
アスリートのパフォーマンス向上のためには認定トレーナーとして“あなた”の参加を必要としています。